
電波製品やタイム計測機材の提供だけに留まりません。
当社代表をはじめ、電気工学を専攻した専門家が在籍しており、強電から弱電、無線通信に至るまで、電気全般の専門知識を持っています。この技術を生かし、現在は太陽光発電の事業者である「Bluesun(中国資本)」の日本法人へ技術協力を実施しております。
製品URL
https://bloomvolt.jp/
電気は「買う」から「創って貯める」時代へ。Bluesun Japan の製品で、つくった電気を自宅で使う「自家消費」の暮らしを。エネルギー価格の高騰が続くなか、住まいのエネルギーを100%自給自足する「オフグリッド」的な暮らしに注目が集まっています。
今回は、価格と性能のバランスを重視した「Bluesun Japan」のシステムをご紹介します。一般的な戸建て住宅(スレート屋根)をモデルケースに、その魅力から導入費用、設置の注意点まで、専門家の視点で解説します。
自給自足をめざす「Bluesun Japan」のシステム構成
まずは、今回ベースとなるシステム構成を確認しておきましょう。一般的なファミリー層の戸建て住宅で、災害時にも数日分の生活家電をカバーできる、構成です。
· 太陽光パネル(総出力 5.28kW): 440W × 12枚
· 大容量蓄電池(リチウムイオン): 16kWh(停電時も安心のスタミナ)
· ハイブリッドインバータ(出力 10kW): 単相三線式。100V/200V双方に対応し、大型エアコンやIHクッキングヒーターの同時に使える出力です(使い方によります)。
· 想定設置環境: 戸建て住宅 / スレート屋根(※屋根構造により架台や工事内容は変動します)

なぜ今「自家消費」なのか? 2026年の売電事情と製品のコンセプト
太陽光発電といえば「売電収入」をイメージする方も多いかもしれません。しかし、2026年度の住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は、最初の4年間こそ「24円/kWh」であるものの、5〜10年目には「8.3円/kWh」へと下落(10年間平均:約14.6円/kWh)する見込みです。

今回ご紹介するBluesun Japan製品は、こうした市場背景を見据え、「高く売る」のではなく「高い電気を買わない(自家消費する)」ことを主目的に設計されています。創った電気を大容量バッテリーに貯め、家庭内で賢く使い切る。電気代を抑えられ、災害時の備えにもなる選択肢です。
(災害時の使用事例・お客様の声)
2026年6月台風6号が沖縄県を直撃し、沖縄県北部地域は大規模な停電に見舞われましたが、Bluesun製品をお使いのご家庭は「エアコンを終日使うことができて、なんら日常と変わることがない生活を送ることができました」とご連絡をいただきました。沖縄県では、台風(風速46m/s)に耐えられることや塩害に強いことが求められます。こうした沖縄の設置や、離島でのオフグリッド(電力会社の電気を使わない)環境の設計にも、導入実績があります。
導入検討から契約まで:オーナーが用意すべきもの
スムーズな導入に向けて、施主(購入者)側で準備が必要な書類や環境をステップ別にまとめました。

(1) 電気料金の明細書(直近1年分が理想)
現在のリアルな電気使用量(kWh)と料金を把握し、導入後の削減効果の見込み(経済シミュレーション)を計算します。冬場と夏場のピークの使用量を把握させてください。
(2)お住まいの建築図面(図書一式)
「平面図」「立面図」「配置図」「屋根伏図」の4点があれば、現地調査を待たずに正確なパネル配置や配線ルートの設計が可能です。
💡図面が手元にない場合でも大丈夫!
以下の「現地確認用写真」をご用意いただければ、概算お見積もりが可能です。
· 建物の全景(屋根の形状や周辺の影の確認用)
· 宅内分電盤(ブレーカー)の位置と全体像
· ハイブリッドインバータおよび蓄電池の設置予定場所
※写真とおおよその構成を手書きで構いませんので、紙に書いて写真撮影しLINEまたはEメールにてお送りください
(3) 契約・申請段階で必要なもの
· 本人確認書類(住民票または印鑑証明)と印鑑
· ご自宅のWi-Fi環境(インターネット): Bluesun Japanシステムは、インターネットを介して発電量やバッテリー残量、機材の情報をスマホアプリで「遠隔監視」できます。設定時にルーターのSSIDとパスワードが必要となります。
25年先を見据えた、設置環境の要件と注意点
システムの性能を十分に発揮させ、25年以上の長期にわたり安全に運用するためのチェックポイントです。

太陽光パネル(屋根環境)
· スレートの状態をチェック: 築10〜15年以上で一度も屋根塗装やメンテナンスをしていない場合、パネル設置前の補修・塗装を強く推奨します。後から屋根を直すとなると、パネルの脱着に余計なコストがかかってしまいます。
· 方角の選び方: 最も効率が良いのは「南向き(発電量100%)」です。「東・西向き(約85%)」も十分に実用圏内ですが、「北向き」は発電効率が著しく下がるだけでなく、近隣住民への反射光(光害)トラブルの原因となるため、原則として設置は行いません。
蓄電池(16kWh)の設置場所
· 熱と湿気を避ける: バッテリーの天敵は「高温」です。「直射日光が当たらない場所(建物の北側や東側)」を選び、風通しがよく湿気やホコリが溜まりにくい環境を確保します。基本は16kwhですが必要に応じて 32kWh などに増設できます。
ハイブリッドインバータ(10kW)の設置場所
· 分電盤との距離: 通常は屋外の壁掛け、または蓄電池付近の壁面に設置します。宅内のメイン分電盤に近いほど配線がスムーズになり、送電ロスも少なくできます。
· 動作音・排熱への配慮: インバータの作動時には、わずかなファン音や高周波音(キーンという音)、および排熱が発生します。「寝室の近く」や「隣家のリビング窓の正面」などを避け、お互いの生活の邪魔にならない場所を選定します。
⚠️ 【重要】動作環境温度について
インバータおよび蓄電池の推奨環境温度は 5℃〜35℃ です。冬期に著しく気温が下がる地域(北海道・東北など)や、夏期に極高温になる場所へ設置する場合は、温度調整機能(ヒーター等のオプション)の追加や、屋内・風防スペースへの設置が必要になる場合があります。
導入検討から工事完了までのロードマップ
ご相談から運用開始まで、複雑な手続きや工事もステップを追えばシンプルです。
(1)現地調査・プランニング(約1〜2週間)
施工業者が自宅を訪問。屋根の寸法、日当たり、分電盤の空き状況、蓄電池の設置スペースを確認・計測します。
※図面が明確にある場合は1回の現場調査のみで済みます。
(2)お見積もり・ご契約
シミュレーションベースの経済効果、災害時の備えについて納得いただいた上で、正式なご契約となります。
(3)設置工事(標準3日間とした場合)※足場を組む必要がない場合は作業は2日で終わります。

【1日目】 足場の組み立て、屋根への架台およびパネルの設置(屋根工事)
【2日目】 1日目の屋根工事の残り、蓄電池・インバータの固定、宅内分電盤の結線(電気工事)
【3日目】 足場の解体、現場清掃、システム全体の起動確認・試運転
※Bluesun製品は売電を行いませんので、設置が完了した日から自家消費として使用可能です
保証の内容(Bluesun Japan)
Bluesun Japan製品には、長期にわたるメーカー保証が標準付帯しています。
· インバータ(BSJ10KW -JP 定格出力:10KW):5年間保証
· 蓄電池 (LVTS-512314-G4 搭載容量:16.07KWH): 10年間保証
· 太陽光パネル(BSM440M10-54HNH 公称最大出力:440W):品質保証:12年間保証 出力保証:30年間保証
(※輸送費および交換費用はお客様負担となりますが、設置から1年以内の不具合に関しては交換費用も含めてカバーされます)
📝メーカー保証の適用条件
万が一のトラブル時にエラーログを取得できるよう、システムの「ロガー情報」を共有いただけることが保証適用の条件となります。さらに備えたい方向けに、別途「機器保証」や「屋根保証」を付加できる拡張保証契約もご用意しています。我が家を小さな発電所に変えるスマートライフ、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
(技術面から大事な一言)
20〜25年の長期保証を付けた製品もあります。ただし、インバータと蓄電池の寿命は使い方によって変わります。たとえば蓄電池の充放電が 4,000 回までの場合、1日1回の充放電で約11年が目安です。Bluesun 製品はインバータと蓄電池を交換しやすいので、長期保証の製品を長く使うか、約10年ごとに新しい機材へ交換するか、費用を比べてご検討ください。
太陽光発電システムの概算価格(戸建て住宅の場合)
太陽光発電システムの概算価格
(注意)弊社で直接お取り扱いする場合の目安です(税込みの価格は、税抜きの価格に消費税 10% を加えたものです)。販売代理店の価格とは異なります。



(実例)沖縄県名護市の建売戸建住宅の場合
(1)太陽光パネル 両面440Wを12枚(税込 約33万円/税抜 約30万円)
(2)ハイブリッドインバータ 10kWを1台(税込 約33万円/税抜 約30万円)
(3)蓄電池 14.3kWh を1台(税込 約55万円/税抜 約50万円)※防水の新型16kWhは(税込 約66万円/税抜 約60万円)
(4)架台 スレート屋根の価格一例 本州:税込 約8万8千円(税抜 約8万円) 沖縄対応:税込 約16万5千円(税抜 約15万円)
屋根技術研究所 https://www.yanegiken.co.jp/ 製品を推奨しています
屋根の形状や面積、都道府県特性を加味して組み合わせを提案してもらえる企業です
同じ設置枚数・面積でも本州仕様(風速30m/sまで)と、沖縄県仕様(風速46m/sまで)では構成が異なります
(5)必要部材(最低 税込 約7万1千500円(税抜 6万5千円)+設置場所(距離)に合わせて費用がプラス)
・切替開閉器1台(1台=税込 約2万2千円/税抜 約2万円)
・ハイブリッドインバータの入力ブレーカ、出力ブレーカ(2台=税込 約2万2千円/税抜 約2万円)
・蓄電池用250A直流ブレーカ(1台=税込 約1万1千円/税抜 約1万円)
・太陽光PV1、PV2ブレーカ(2台=税込 約5千500円/税抜 約5千円)
・PVケーブル 20m(太陽光接続から屋内配線ボックスまで) ペアで税込 約1万1千円(税抜 約1万円)
は必ず必要となり、設置場所に合わせて収納ボックス、ケーブル類、配管カバーが長さと設置場所に応じて(プラス)になります。

(6)足場代(税込 約22万円/税抜 約20万円)
(7)設置・配線工事費 4名1グループで戸建て住宅で作業がシンプルな場合(税込 約22万円/税抜 約20万円が目安)
※現場諸経費が別途(車両台、特殊機材代等約10%程度プラスが一般的です)
(8)システム接続・総合試験(税込 約11〜22万円/税抜 約10〜20万円※内容による)
太陽光発電システム導入後の月額費用

世帯は年配の夫婦2人。学生さんなどがいればもっと使用量が増えます。実際は午前中で充電(SOC)が満タンで、発電を停止しているもったいない状況です。Bluesunの基本パックは太陽光パネルが約5.3kW、蓄電池も14kWhが使えるため、昼間は使用しつつ余った分を蓄電池に貯めて、夜は蓄電池から使う運用で、電力会社から買う電気をほとんど 0 にできます(この例の 2026年5月の電気料金は 555円でした)。
2026年4月のグラフと沖縄電力からの請求をご確認ください。晴天の昼間は一般家庭では使いきれませんので、電気自動車の充電にも使い、家の電気代と通勤用の電気自動車の充電代の両方を抑えるのがおすすめの使い方です。
※4~6kWのChademo規格でゆっくり充電しながら使用。中古の日産リーフがおすすめです。

技術的(法令を含む)ご相談について
弊社 お問い合わせ から直接ご相談いただくか、 BluesunJapan株式会社 info@bloomvolt.jp (担当:胡)までお問い合わせください。
